出水酒造株式会社
毎年、一万羽以上もの鶴が飛来する鹿児島県出水市。
古くから、天然水を生かした焼酎造りで知られています。
そんな天の恵みが豊富な出水の地に1951年、出水酒造(旧:帖佐醸)誕生がしました。
出水の恵みと70年以上受け継がれた技で、旨いと言われるお酒造りに挑んでいきます。
伝統の技と近代の技術の融合
安心・安全、品質にこだわり抜いた最先端の設備を採用。
その一方で、70年以上育んだ伝統の技を次世代に継承するべく、昔ながらの木樽蒸留器や信楽焼きのかめ壷を取り入れました。
木樽蒸留器は江戸時代(1600年~)から明治初期頃(~1870年)まで、主流だった蒸留器です。
木の香りが酒に移り独特の香りや味わいが出てくる点にあります。
ゆっくりと熱が発散されることで木桶の隙間からガスやアルコールが少しずつ抜けるため、樽の香りがほのかに付き、柔らかくて上品な口当たりに仕上がります。
南高梅
皮が薄く果肉が柔らかい大粒の南高梅は、1951年に梅優良母樹種選定会により、5年にわたる研究の結果、実をつける100品種の梅の中でも最高級ブランドとして認定されました。
品質の高さや美味しさで完熟すると実は柔らかく、芳醇で桃のようなまろやかな香りが楽しめることから、梅酒にすると青梅、完熟梅それぞれ違った味わいを楽しむことができます